MESSAGE
遺伝子治療とは、
“疾病の治療を目的として遺伝子又は遺伝子を導入した細胞を人の体内に投与すること(文科省、厚労省)”と定義されており、
世界各国で研究が進んでいます。日本でも、いくつかの疾病について既に臨床試験が実施されており、本格的な遺伝子治療の時代がまもなく始まろうとしています。
そうした中、非常にユニークで高い治療効果が期待できる遺伝子治療研究に出会いました。安全性に優れたアデノ随伴ウィルス(AAV)を、治療用遺伝子を運ぶベクターとして応用する革新的なアプローチです。
この研究技術により、これまで効果的な治療法のなかった難病に対して世界をリードする遺伝子治療が提供できると確信しました。
私たちは、まずパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、アルツハイマー病に焦点を当て、基礎研究から臨床研究まで一貫して、スピード感をもって実施し、
一日も早く「遺伝子治療」を普及させるべく『株式会社遺伝子治療研究所』を設立いたしました。
私たちが推進する遺伝子治療は、一回の施術で長期的な効果が期待できるため、超高齢社会における医療費の抑制にも貢献し、なおかつ国際競争力があると強く信じています。
当社は日本発の遺伝子治療のリーディングカンパニーを目指し、より安全性の高いウィルスベクター、及び、より効果的な遺伝子導入技術の追求を最重要課題として取り組んでまいります。
世界中の知見と技術を活用し、それをまた世界中の難病で苦しんでいる方々に還元する、それが私たちの使命です。